語り
2002年6月
2002年6月24日
ジャンプ30号購入。
今回は、なんというか…ミスフルらしい展開だったなあと思いました。
ミスフルって、すごく荒唐無稽でありながら、時として非情な現実をつきつけてくる漫画だと思うのですよ。そこが好きでもあるんですが、今回もまさに「世の中そう甘くはありませんよ」な内容だったと思います。猿野…あんたかっこよかったよ…。結果にはつながらなかったかもしれないけど、でもかっこよかったよ。なんていうかこう、夕陽に向かってダッシュしちゃうような。土砂降りの中、傘もささずに立ち尽くしつつ親父の墓に語りかけちゃうような。そんな感じ。意味判んねえよマンダラ。
しかし剃刀カーブの攻略法は曲がりっぱなを叩く戦法でしたか。前の感想にも書いたような記憶がありますけど、…今ごろ気付くなよお前ら。特に子津!!
お前同じ戦法でライズボールを攻略しただろ!!そのお前がなんで気付かないんだよ!!…と暴れそうになりました。いやまあ、結局その戦法はダメだった訳ですけど。でももっと早くに試してれば、猿野の打席を無駄にすることもなかった訳で…。どうでもいいけど最近真面目にツッコミすぎですね私。こんなとこにツッコミ入れるくらいなら、一年軍の打席がずれてるとかそういうところをツッコむべきだと自分でも思います。トホホ。
それにしても、今回もやっちまいましたね信也先生。
いつの間にか犬飼くんパカパカ打たれて2失点。「9回表 疲れの見えはじめた犬飼」この一言に集約するおつもりですか(辰羅川風)。前回の「やつらには一球たりともかすらせん」なんていうカッコイイ台詞をなかったことにせんばかりの省略ぶり、お見事です。読者としては、打たれてしまった時の犬飼の心理描写がぜひとも欲しいところでしたよ…。ていうか、蛇神先輩や牛尾先輩は結局犬飼の球を打ったんでしょうか。打席と得点から誰が打ったかを予測してみようかと思いましたが、割り出してる途中でなんだかものすごく虚しくなってやめました。もういいや、多分作者も考えてないよこれ…。どうでもいいですけど、前回に続いて今回も扉絵で色気を出してますがどうしちゃったんですか信也先生。なんかもう…なんていうかもう…ずっと応援してたアイドルがヌード写真集出しちゃった時みたいな複雑な心境なんですけど、どうしたらいいでしょうか。…とりあえず麦茶でも飲んで気を紛らわせることにします。
ところで今回笑ってしまったのは、猿野に剃刀カーブ攻略法を伝授する辰っつぁん。もみあげ研いでるよこの人!!前からこんな癖ありましたっけこの御方。眼鏡の上げ下げだけじゃないんだ…とやたらと笑ってしまいました。そして「それってメッチャパシリじゃないすか」と驚愕してるネズッチュ。この画風もウケましたけど、「パシリじゃないすか」のエコーが更に笑えました。そして実際には子津のがキングオブパシリっぽいと思いました。子津ファンの方ごめんなさい。
そして今回の葵ちゃんはこっそり腹チラでしたね。必死そうな表情に加えて腹チラ。なんですか、女子マネ風呂に加えて、読者への出血サービスですか信也先生?とお聞きしたいです。そしてそのサービスにまんまと大喜びしてる自分が情けなくて泣けてきます。猿野の打席を見守りながら、祈るように上着を掴んでるのもたまりません。ピンチだっつーのに相変わらず音楽聞いてるところも素敵です。周囲に翻弄されてるふりしてマイペースな君が好き。
ふと思ったんですけど、この試合でマイク係やってんの凪さんなんですよね。てことは、あの実況も凪さんがやってんのかな…なんかそう思うと凪さんのイメージがちょっと変わって見えるな…。
2002年6月16日
ジャンプ29号購入。
…………何からコメントしたら良いのでしょうか。とりあえず言いたいのは、先週と先々週の感動を返して下さいということでしょうか。イキナリそんな発言ってどうなのマンダラ。すんません、私も普段はあんまりマイナスなことは書かないように心がけてるつもりだったんですけど、でも今回ばかりはダメです。ここで吐き出さずにいられない程落胆してしまいました。今回の感想はかなりイヤな内容で、はっきり言って読んだ方が不愉快になること確実だと思いますので、笑いを求めておられる方はここから下はご覧にならない方が宜しいかと思われます。ご了承下さい。
という訳で、今回の正直な感想。
なんだよ今回は!!見どころっつったら扉絵と眼鏡の猿野くらいじゃねえかよウワーン!!いくら読者から「展開遅い」とブーイングが入ってるからってこの展開はやりすぎだと思います。
子津が可哀想すぎます。なんですか信也先生、そんなに子津を可哀想な子にしたいんですか?それとも単に犬飼をすごい子にしたいだけですか?確かにかっこよかったけどよ犬飼。ミスフルファンのみんなは楽しみにしてたと思うんですよ…犬飼がいかにして猪里、虎鉄、牛尾、蛇神を抑えるのか、その辺りの駆け引きを期待してたんじゃないかと思うんですよ。いや、みんながみんな楽しみにしてたかは判りませんけど。少なくとも私は楽しみでした。…なのにねー…あれで終わっちゃうんだもんなー。虎鉄っちゃんはどっちかと言うとカーブ打ちのが得意そうだから、豪速球にはついてけないのはなんとなく納得できる。猪里も、あまりにも速い球には対応できないかもしれない。でもね、牛尾キャプテンと蛇神様は別格じゃないのかなあ。特に蛇神先輩、「…我の眼でさえもいまだ捉えられぬとは…」貴様の眼は一体どうなってるんですか先輩。というかむしろ、地上20メートル程の高さから落ちてくる100個もの球を識別したり3個の球を片手で捕球できる程の動体視力でも認識不能ってのは一体どんな速さなんだ。思わず約20メートルから自由落下運動してくる球の速度を計算してみようとしてしまいました。めんどくさくなって途中で挫折しましたが。高校生の皆さん、チャレンジしてみて下さい。どうでもいいですが辰っつぁんの「いつもながら犬飼くんの球は私の胸を躍らせてくださる」って台詞、辰っつぁんの正直な気持ちなんでしょうけどすごくむずがゆいです。背中とかかゆいです。まあ女房役と呼ばれるキャッチャーの皆様はこういう気持ちで球を受けてるのかもしれませんけども。
そしてもうこの後の展開ははしょりたかった気持ちは理解できますが、なにも2コマで終わらすことないでしょ。4~6回の3回分の悲喜こもごもがたったの2コマに集約。20週にも亘って綴られた1~3回は何だったのかという気持ちでいっぱいです。大人の事情って奴ですね。集英社に貢いでらっしゃるお子様方に大人の事情が理解できるでしょうか。そして比乃っちのVR改はこの試合で発揮できるんでしょうか。まさか作者自ら忘れてるとかそういうことはないと思いたいですが、ちょっと心配です。まあまだ比乃に打席が回るチャンスがない訳じゃないしね、今回はひっぱってみただけですよね信也先生。ちなみにさりげなく1.5コマだけ出演してる司馬っちのデクノボーぶりに滂沱の涙。チッキショウ出だしで2ページもギャグやってる場合じゃないよ先生!!
関係ないけど「野球漫画です(念のため…)」ってのはちょっぴりモテモテ王国チックですね。
とりあえず、来週を期待したり心配したりしつつ一週間を過ごすことになりそうです。
ミスフル感想とはちょっと違うのですが、本日ミスフルオンリーイベント「パワFULL高校野球!!珍プレー!好プレー!」へ一般参加で行って参りました。…来場者数があまりにも多かった為、会場に入れませんでした。開場30分前に到着したのに!!
認識甘すぎました。やっぱりすごいんだなあミスフルファン数。びっくりです。実はこのイベントには私も友人もサークル参加申込してたのですが、あえなく落選してしまい、せめて一般参加で楽しもうとわくわくしながら来場したという次第だったのですが…今までマイナージャンルで活動していた時の感覚ではついていけないらしいとようやく悟り(遅いよ…)、「もしかして我々、ジャンプ系ジャンルには向いてないのかなあ…」とボケた老人のように語り合ったりしてました。トホホ。特に私は、ずっとミスフル本をゲットしたいと思いつつも諸事情によりイベントに行けなくなるという事態が何度か続いているので、「もしかして私、ミスフル神に嫌われてる?ミスフルでオフ活動なんかしたら祟られる?もうミスフルやめろって言われてる?」と怯えています。
…もしこのサイトが突然閉鎖したら「あー、とうとうミスフル神に祟られたんだ」と思って下さい…。
2002年6月10日
ジャンプ28号購入。
ついでに言うと2冊買いました。いつからこんな人間になっちゃったんだマンダラ。
だってね、表紙!!表紙ですよ先生!!(大興奮)待ってましたよこの日を!!一周年おめでとうミスフル!!今回のミスフル感想は、喜びの舞いを狂おしいまでに舞うマンダラさんを画面の向こうに想像しつつお読み下さい。強制ではありませんが。
ファッションセンスが微妙だとかなんで猿野はソーセージくわえてんだとか子津一人が怪我してんのはどういう訳だとか子津のそばかすほとんど消えてます信也先生!!とか細かい点でいろいろ気になることはありますが、んなこた別にもうどうでもいい。気にしちゃ負けだ!!
素直に「うおーかっこいー!!」と身を捩っておくことにします。うおーかっこいー!!
でもアレですね、なんか司馬っち猿野より目立ってる気がするんですけど位置的に。いいのかなあ。しかも司馬っちの服装が一番微妙な気がしてちょっと鬱です。まあマンダラも大概センスないんでどうこう言える立場じゃないんですけども。ごめんなさいごめんなさい。でも今回の表紙、全体的にはかなり好きです。ここんとこユニフォーム姿しか見てなかったのもあって、かなり新鮮でした。いいもん拝ませていただきました。ありがたやありがたや。寿命も伸びそうなイキオイです。
んで、人気投票の見開きイラスト。何がびっくりしたってアナタ、鹿目先輩の髪がピンク色っていうのか薄い小豆色っていうのかとにかくファンシーっぽい色だったことですよ!!しかもあの質感も謎です。なんだろ、ドレッドなのか?そして染めてんのか?司馬っちが青い髪なのは単に漫画だからだろうと思ってたら染めてることになってたのを考慮すると、鹿目先輩も染めてることになるんじゃないのかなーと思うのですがどうでしょう。どうなんだろう…マフラーもピンクだったのはちょっと衝撃的でした。あと猫神様が薄い焦茶色だったのも意外でした。三象先輩に関してはどうコメントしたらいいのか見当もつきません。…ちなみに牛尾先輩と虎鉄先輩、目に光がなくて怖いです。なんで光入れてないんだろ…怖いよ…お父さん…。関係ないけどネズッチュ、特攻前の学徒兵みたいでなんだか泣けます。そして猪里先輩が猿野に殴られそうになって慌てて逃げてるように見えるのは気のせいでしょうか。
さて内容ですが。今回はものすごくいい話でした…。やべ、泣ける…。猿野の漢っぷりも拍手モノです。犬飼も辰羅川も桶川もみんなイイ奴だし、なんかもうマジで今回は良かった!!
感動した!!前回にひき続き、ちょっぴりフラッシュバックが激しいネズッチュが心配でしたが、みんなの優しさで復活してくれることを祈りたいです。アンタ頑張ったよネズッチュ!!
またマウンドに立てるよきっと!!ていうかそうであることを希望するよ…。しかし犬飼の球は果たして先輩方に通用するんでしょうか。なんか牛尾先輩とか蛇神先輩とか虎鉄先輩とか、もうなんでも打ちそうな気がするんですけど。もうあの方達には豪速球でデッドボールして再起不能になってもらうしかないんじゃ…。
1年軍のハートウォーミングな友情物語に心癒される一方、腕を封鎖されてる葵ちゃんに異様に萌えてしまった自分がとてもイヤでした。でもこれは萌えるだろ司馬ファンだったら!!(逆ギレ)
むしろ司馬ファンじゃない人も萌えろと思います。お願いします、萌えて下さい。あと今回のお勧め萌えポイントはですねー、「逆転されたからってなんだよ!!」と子津に掴みかかる猿野をおろおろしながら見守る葵ちゃんですよ奥様。もう夫婦喧嘩を横で見ている子供のような表情です。気分的には似たようなもんなんだろうなーと思いますが。大体、子津が心配でマウンドまで来たのは判るんですけど、しゃべらない君に何が出来るというのか葵ちゃん。いや、純粋に心配なんだろうってのは判るけどさ…。
あーもー可愛いなあ葵ちゃん!!チクショウ!!
ところで今回出てきた幼少時代のネズッチュ、めちゃくちゃ可愛いですね。現在の、妙に達観した表情がなく、あどけなさ全開でたまりません。「あらまあすっかり大人になっちゃって!!」と言いたくなるくらいの変貌ぶりですね。…苦労してきたんだろうなあ…。
2002年6月4日
ミスフル単行本4巻購入。
待ってたよこの日を!!背表紙は葵ちゃんだよ!!やったね!!もう嬉しさに身が震えます。ありがとう、ありがとう神様。生きててよかった。人間に生まれて良かった。日本人で良かった。410円が払える経済力があって良かった。いろんなことに感謝しつつ今日もマンダラは生きています。
実はですね、本日朝一番で本屋に行って来たんですが、ちょっと恥ずかしい思いをしてしまいましたよ。喜び勇んで本屋に入ってみたら、まだ置いてなかったんですよね。大手の本屋なのに。朝一とはいえ開店時間から結構経っていたのに。「え、まだ届いてないの…」と途方に暮れつつ、店員さんに問い合わせるべきかどうしようかともじもじしてたら、本を山ほど抱えた店員さん登場。店員さんがジャンプ単行本コーナーの整理を始めたのを盗み見ると、持ってきた本の山にミスフル4巻が。やったー!!と大絶叫する内心とはうらはらに、「…あのすいません、これちょっといいですか…」と蚊の鳴くような声をかけてゲットして参りました。…店員さんから見たら、「うわーあの人さっきからうろうろしてんなーと思ったらこんな漫画待ってたのかー…いい歳なのに…」とか思われてそうですっごくイヤでした…。チクショウ今に見ていろ!!(何を)
まあそんな話はどうでもいいですね。何はともあれ4巻。実はミスフルをまともに読み始めたのは45発目くらいからだったもので、結構話が通じてない部分が多いのですが(トホホ)…これで大体話がつながってきました。あとは一宮先輩がいかにして転落の道を辿るのかが気になるところです。
しかし牛尾先輩!!どうしようもう!!カッコイイよキャプテン!!何やらせてもカッコイイです。明美のクリスマスでの落ち込み顔も素敵です。スターっていうか完璧超人。脱いでもすごいんです系だね。ベッカムのごとく。いや脱がないでいただきたいですが。関係ないけどキャプテン、私服の時にアクセサリーの十字架つけてないと思ったら服の模様が十字ですね。吸血鬼にでも狙われてんですかアナタ。お身体大切に。
しかしこうして読んでみると、ミスフルってどんどんシビアさを増してますね。アホなギャグの合間にシリアスやってる感じは相変わらずですけど、シリアスの部分の辛辣さが話を追うごとに増してきます。実は結構性格のきついキャラが多いですしね…これ、ずっとシリアスなままやってたらかなり辛い話だったかもしれない。それこそ52発目みたいに。ああ、でもそこも好き!!
4巻では葵ちゃんの入浴シーンだの浴衣だの私服だのが見れてお得ですね。個人的には入浴シーンはあまり見たくありませんでしたが。むしろ「ダメ!!裸なんて晒しちゃダメよ葵ちゃん!!」と隠しに行きたい気持ちでいっぱいでした。最近、葵ちゃんに対する気持ちはおばあちゃんが孫に対して抱くものと似たようなものなんじゃないかと思えてきました。親の感情ですらないのか…。もう何やってても可愛い、何をされてもきっと怒れないという感じです。感じの悪いファンだなあ(泣)。
2002年6月3日
ジャンプ27号購入。
わーい久々のミスフルだー、やったー…わー…………すいません、限りなくテンション低いです。ダメだなー今回はー(泣)。
いい話だと思います。ギャグがなかったのも新鮮でした。そうかー、ギャグ描かなくても生きていけるんですね鈴木先生。安心しましたよ。でもさ…でも…ちょっとあの展開は辛かった。読んでて辛い。あまりの辛さに、ねじめを3回連続読み返して心を癒したりしてました。癒せてるのか、それ。
だって、好きなんですよ子津!!いや、ミスフルキャラはみんな好きなんだけど。だからですねー辛い思いしてるキャラがいるとヘコむですよ。まあ勝負の世界なんだから、辛い思いをしない訳が無いんですけどね。でもなーなんていうかなーこういうのはちょっとさー…なんか泥酔状態のおっさんみたいになってきたな。「オヤジ、もう一本!!」「お客さん、飲み過ぎですよ」「うっせー俺の金で飲んでんだ、ぐだぐだ言うんじゃねえよ」「…しょうがないですねえ、それじゃもう一本だけですよ」以下エンドレス。なぜなら飲ませりゃその分儲かるのでオヤジが本気で止める訳がない。そんな感じです。お判りいただけたでしょうか。私にはさっぱりです。
まあうだうだしててもアレなんで、ツッコミでも入れて気を紛らわせたいと思います。しかしつくづく思うけど、ホントこのサイトには、言いたいことを好きなようにぶちまけてるよな私。見て下さっている方々には、感謝と謝罪の気持ちでいっぱいです。
とりあえず今回ものすごくびびったのは、あまりの辛さに身体がリカバリーに入ってドーパミンを出しまくったらしく、何やら幻覚を見てしまった子津でした。虎鉄先輩以降、怒濤の勢いというかもはや走馬灯状態で進む試合に驚いていたら、突如世界が日常に。ここどこ!?マウンドにいるんじゃないの今!?どーしちゃったの子津!?
一体何が起きているのか把握できず、まさか今までのは全部子津の夢でしたなんてオチで来週は感動の最終回とかそんな話だったらどうしようとか本気でびびりました。ページめくるのが怖くて、背中にイヤな汗とかかいちゃいましたよ。一周年祝いの巻頭カラーで最終回ってある意味伝説だよなと思ったり奇面組も夢オチだったっけとか思い出したり、そりゃもうマンダラ大騒ぎ。まあとにかく、子津の夢オチってことはなかったので少しは安心しましたが。しかし冷静になって考えてみても、試合中に幻覚見てるようじゃ相当ヤバイでしょ子津…。もういい、君はよく頑張った、少し休め…ちょっと休むだけだ、君はまだ負けた訳じゃない(落涙)。そんな気持ちになりました。だってあんな辛い気持ちで投げてるの見たらこっちも辛い気持ちに(以下略)。
そんでですね、子津の幻覚の内容なんですけど。あれは嘘だろ?あの面子がいつも全員でつるんでるってのはないだろ?と思うのですがそれは私だけでしょうか。まあ司馬っちと比乃、犬飼と辰羅川、猿野と子津は各々ワンセットになってるとして、それが全員でつるむってちょっとなかなかなさそうだと素で思えてしまうのですが。たまにはあるかもしれないけど、いつもは違うだろ?…なんでそんな真剣に否定してんのか自分でもよく判りませんが。それともあれですか、奴らは子津にとってのスタープレイヤーだから、一緒に行動してたいという子津の願望の現われなんでしょうか。………なんつーか……いろんな意味で悲しい幻影だな……。「周りの皆がどんどん上手くなって」ったって、みんな長所は伸びてるけど他の部分は大して成長してないように見えるよ…。ある意味君が一番成長してると思うよ、マジで…。隣の芝生は青いんだよ。……ああああもう、何しんみりとマジ語りしてんだ私!!
恥!!
それにしても、今回はかなりの圧縮ぶりだったもので、落ち着いて見れば随所がすごいことになってますね。なぜかイキナリ占いを始めて縁起でもないことを言い出す猫湖(しかも猫神様抜きで)とか、「DA!!」などと猪木のような叫びでかっとばす虎鉄先輩(しかもゴルフスイングのような打ち方で)とか、どこを封鎖指定したのか判らないまま6点も取ってる2,3年軍(しかも最後のは2点同時に取ったらしい)
とか守備の鬼はどうした(明らかに葵ちゃんの守備範囲に入ってそうな打球があるんですけど…)とか。とりあえず笑ってしまったのは、ラストの方の「ホームイン なおも満塁!!」というコマで、球を受けてる葵ちゃんです。そんなやる気ない取り方しなくても…と思います。小さく描いてあるから誰も気にしないだろと思うのは大間違いです鈴木先生。
今回はもう、良かった探しをしてしまいましたよ。葵ちゃん3球同時捕球時追憶のコマ。ああかっこいい。これを見て慰めを得ようと思います。あと子津に本を返そうとしてる辰っつぁんの後ろで何故か頬赤らめている葵ちゃん。可愛いなあ。何?読みたいのその本?次に貸してもらいなさいね。……妄想って楽しいなあ(泣)。
とりあえず、来週に期待しつつ。そして明日は4巻発売日だ!!やったー嬉しいなー(無理にテンションを上げている)。