語り
2003年2月
2003年2月12日
ジャンプ11号購入。
またしても遅刻の梅星さんからスタートした今週ですが、この御方は本当に報道を志している方なのか疑問でなりません。そして、遅刻の原因となった予選記録ノート。ナベ敷の機能もあってお得です。ていうか報道部では鍋が日常的に使われているのでしょうか……。やかん敷きなら判るけど(揚げ足取り)
。なんてことはともかくとして、華武の県内不敗神話が今明らかに。また微妙な位置づけですよね、「県内」不敗神話。ちょっとスケールのでかい内弁慶といったところでしょうか(違)。
そして語尾の()が著しく減少している梅星さんによって華武伝説が語られている間に、ようやっと一軍登場です。十二支の面々もやる気満々で迎える中、先週桜花さんによってブン投げられたまま気を失っていた猿野。みんな華武の一軍に注目していたせいか、獅子川先輩以外の誰も介抱してくれてないのが泣けてきます。牛尾先輩までもがほったらかしてますよ。いやもう牛尾先輩も猿野に関わるのがイヤで避けてるのかもしれませんが。
それにしても華武の一軍のみなさん、見開きで登場ですが、いかにも悪役然としたたたずまいです。やる気なさそーな顔してるか無表情かにやけてるかのどれかですよ……。バックなんておどろおどろしいしね……。そして今回のタイトル「華の嵐」ってのは一体どういうことなのかお聞きしたいです。まさかこの悪役ヅラーズが華だとか言う気ではないでしょうね信也先生……。
そして二軍のみなさんがベンチに戻り、三軍への降格を言い渡されます。これによると、華武も相当野球部員を抱えているようですね。ところでNo.2でありながらイキナリ三軍へ降格させられてしまった帥仙さん。「必ず返り咲く」と屑桐に宣言しつつ自主的にハンデとして腕につけていた重りをはずしていきますが、そんな帥仙さんのプライドを鼻で笑う屑桐。相変わらず感じ悪いぜ兄さん!!「彼奴のいる学校相手にハンデを背負うには10年早いな」とか言っちゃってますが、この「彼奴」ってやっぱ牛尾先輩のことですよね屑桐さん。なんだかんだ言って牛尾先輩のこと評価してるんじゃんアナタ。こないだ打ち取って高笑いしてたのはやっぱ嬉しかったってことなんですね。素直っていうかひねくれすぎっていうか……。
それにしても華武の一軍のみなさん、一様に高校生とは思えない言葉遣いの数々を披露して下さいますが、やはりこれは監督の影響なのでしょうか。屑桐の「彼奴」もだし萩之月の「オレ達なら造作もねえ事さ」も、どういう教育受けてるとこういう言葉が出てくるのかと疑問をかき立てます。久芒に至っては「ケツを拭う」という言葉が出てくることも疑問ですがやはりそれ以上に変な英語風アレンジとかが恐ろしい程です。しかもところどころ妙なとこに濁点がついてんなーと思ったら単なる東北弁ボーイであったことが判明。……ということは、やはり米どころあたりのお国から華武に入学してきて東北弁を笑われ、しかし今更イントネーションを変えるのも難しく、仕方なく久芒語を開発するに至ったとかいう涙ぐましいお話があったりするのでしょうか。
そんなことはともかくとして、華武の一軍メンバーの各ポジションが発表されましたが、なんと御柳も猿野と同じサードであることが判明しました。こりゃ大変だ、猿野。そして何故か登場するなり「ブハハハハ」と漢笑いの桜花さん……何が楽しいんだろう、一体……。どうやら久々に屑桐の球を受けるらしいので、何かこみあげる嬉しさのようなものがあるのでしょうか。なんつーかもう五光!!
早く早く五光!!なんでもいいから早く五光投げて!!みたいな感じですかね……。そんな桜花さんを見てなんだか悔しそうなほっぺ先輩ですが、やはり三象先輩がサイズで負けてることとか桜花さんの方が楽しそうに球を受けてるところとかが悔しいんでしょうか。でも三象先輩もどことなく悔しそうです。
そんな周囲に構うことなく、さあ出ました五光。
前回の球は接待用、などとニヤリと笑う録ですが、どうやら華武の解説要員はアナタで決まりのようですね。読者に理解しやすい解説を心がけていただきたいと切に願います。なんてことはともかく、ものすごい上体のひねりを見せる屑桐さん。きっと君のウエストはひきしまってくびれたりしてますね、いかん私も頑張らないと、などとにわかにダイエット魂に火をつけられました。いやマジで最近ヤバいよな私……ちょっとダイエットしなきゃな……そんなどうでもいい話は置いといて、屑桐の球を迎え撃つ辰っつんはイキナリ「もうダメだ」と思ってしまったらしく、犬飼との思い出に浸ったりしちゃってて心配な様相です。しかし「私はあなたの球に"夢"を見ました…」以降の回想を見て、何かを思い出すと思ったら、どうやら「銃夢」のケイオスと電の話し合いが決裂した後のくだりで、逃げながらヤスミンさんが回想するシーンと雰囲気が似てる気がします。ヤスミンさんが心の中で「幼いあなたにサイコメトリー能力を見い出した時から、ヤスミンはあなたに無限の可能性を見ました」とケイオスに語りかけるのですが、なんていうかもう辰っつんはやっぱ犬飼の育ての親ってことでファイナルアンサーですか?なんかもうホントに子煩悩な母親そのまんまですよアナタ。ちょっと我がふり見直した方がいいです。
それにしてもホントに屑桐の球はすごいんですなー。腰を抜かした辰っつんはもとより、犬飼も葵ちゃんも手が出ないまま終了です。このイキオイを崩すことができるのはやはり猿野でしょうか。いやその前に蛇神先輩も牛尾先輩もいるしなー……どうなっちゃうんでしょうかこの試合。もうドキドキです。そして今週も無駄に長い感想。ここまで読んで下さった方はホントに辛抱強いっていうかエラいと思います。お疲れさまでございました。
2003年2月4日
ジャンプ10号購入。
やりました猿野!!かっこいー!!さすがにホームランはなかったですが、ビシッと決めてくれました。
速すぎて見えない程の打球とは、ある意味単純なホームランよりも痛快な打球だったと言えそうです。
ヒット時にズボンが破けるのはもう先週からのお約束としても、その後に脱げたズボンで足を取られてすっ転ぶ辺りも全くもって猿野らしいとなんだか安堵しました。しかし先々週出ていたコーギーネタをまだ引っ張る気だったとは予想を超えてましたが。なんだか鈴木先生にKOされた気分でものすごく悔しいです。まさか…まさかあのネタがここでまた使われるとは……。床を叩いて悔しがってしまいました。なんなんだこの悔しさは。
悔しさと言えば、回想の中でおケツ様ご開帳の時の「ケツにビッグバンが!!」という台詞にバカウケしてしまったのもかなり悔しいです。
ケツにビッグバン……!!
……だめだ、面白すぎる……。こんなとこでこんなに笑わされて、なんだか狂犬に噛まれたようなやるせなさです。修業が足りません。山にでも篭って鍛え直して来る必要がありそうです。
なんて話はともかくとして、猿野の打球に驚く両陣営のコマ。録と比乃の対比が面白いです。録はカナリの小悪魔系、対して比乃は溌剌元気系。どっちも腹黒いであろうところは一緒のような気がしますが。人は所詮、見かけに騙される生き物だからね……。なので、葵ちゃんと踊って喜ぶ比乃を見てもいまいち「わーかわいーv」という気持ちになれません。イヤ、絵としてはかなり可愛いんですけど、「騙されるな私よ!!」と思ってしまいます。疑心暗鬼。何かイヤな過去でもあるのかマンダラ。でもあの葵ちゃんはマジで可愛かった……。きっと当惑しながら比乃にブン回されてんだろうなーとか回らされすぎて目が回ってふらふらしたりするんだろうなーとか思うと「危ない、葵ちゃん!!」と支えに行きたくなります。どう考えても葵ちゃんの体格を支えるのは無理だろとも思うのですが、ここは背中に「粋」の文字を光らせるイキオイで頑張ります。何の話してんだ私。
そして獅子川先輩と猿野の漢コンビに和んだ直後、明美(?)のアンミラ姿に拍手喝采。なんかね、すっげぇいいラインの脚ですよ明美!!
スネ毛っていうか腿毛濃いけど!!いいんだ毛なんか、剃りゃいいんだから!!毛狩り隊でも呼びゃいいんだよ!!(大興奮)残念ながら寸胴気味ですが、そこら辺は逆に明美として大事なところかと。…しかし犬飼の「あいつどんどん色っぽくなってる…」は多分あれは本気ですね。アンタ妙なとこ素直で怖いよ犬飼…。
一方、二軍がやられまくりでも平然と構える華武一軍ベンチ。
御柳に至っては「さっさと帰りてーなー」とまで言っちゃってますが、個人的に御柳くんにお聞きしたいのですが家に帰っても実はやることないでしょアナタ。なんていうか、寝るかゲーム(それもアクション系)やるかガム噛んでるかのどれかくらいしかやることなさそうだとか思ってしまうのですがそれは偏見でしょうか。すいませんまた御柳ファンの方に対して暴言を述べてしまいましたゴメンナサイ。
そしてそんな華武一軍に対して挑発かけまくりな猿野のズボンは相変わらずケツが破れたまんまです。アンタわざわざ衝立まで立てて、着替えたのはパンツかよ…(パンツが柄ありから白に変わってます)。破れズボンがそのままなことは置いといて、猿野の挑発に流石に顔色が変わる一軍メンバー。しかし屑桐は無表情なままです。でも屑桐の場合、自分の球が打たれた時以外はどーでもいいとか思ってそうな気もします。更に言うなら、十二支の打線も実は牛尾先輩以外はどーでもいいとか思ってそうな気すらします。流石にそれは穿ち過ぎか。
しかし、猿野の挑発も桜花さんの登場であっさりと強制終了。なんか頭がい骨みしみし言ってますよ猿野!!やばくねぇか普通…。病院行ってCTスキャンかけてもらった方がいいかもしれないよ…。
どうでもいいですが桜花さん、女の子さんざんはべらかしといてやることは7並べ。女の子のいかにもな声と体育倉庫という場所でなんとなく予想がついてたとはいえ、あまりにも不健全そうな状況と健全な遊びのギャップに気が遠くなりました。なんかパシリ要員らしい八手さんがだんだん気の毒になってきましたよ。どうでもいいけど子津くんと気が合いそうだね八手さん。苦労人同士、積もる話がありそうです。それにしても、華武校が共学だったとは驚愕です。……すいませんつまんない駄洒落など嗜んでみました。絶対工業高校で男子高だと思ってたんだけどな…。
ところで桜花さんの迫力フェイスに図らずも「かっこいい…」とか思ってしまったんですが、女子高生にウケるキャラじゃねぇだろ桜花さんは、という疑問でいっぱいです。いかにも言葉通じなさそうなとことか喋ってるのが男弁なとことか、一箇所から噴出してるようなヘアスタイルとかノー眉毛なとことか、なんでユニフォーム破り着してんのかとか、どこをとってもモテる要因は見当たりません。…なんだろう、何か怪しいフェロモンでも噴出してるんだろうか。あの顔の文様が鍵なのか。だとしたら私もちょっと描いてみたい。明日から女子高生にモテモテ人生。どうよ。どうよって言われても。
ところで「これより調子づいた鼠共を退治しようと思うてる」と、また間違った日本語全開バリバリな華武監督ですが、子津ッチュがいないのに鼠共とはこれいかに。…すいませんまたしてもつまんない駄洒落を嗜んでしまいましたホントすいません。好きなんですよ駄洒落とかオヤジギャグとかが!!(魂の叫び)
…しかし、それにしても。勿体つけて「兵法その最終陣」と紹介するのは「背水の陣」ですか!!もうホント最高っす監督。軍師としてどうかと思うよ菖蒲監督……。良かったね、平成の平和な世に生まれてて。まかり間違って戦国時代の武将なんかに生まれちゃってたら、まず間違いなく自軍を全滅させてそうな人です。レミングの集団自殺みたいなイキオイで全滅ですよきっと。いやホント、野球部の監督で良かった。でも「もはや一兵たりとも生かしては帰さぬ…」などと不穏なこと言っちゃってますけどなんなのこの人、やるのは野球じゃないの!?
羊谷監督は一応「ここからが本当の野球だな…」と野球するつもりですが、菖蒲監督の方は果たしてホントに野球で決着をつけるつもりなのでしょうか。
来週の展開がある意味怖いです。どうしよう、鉄砲隊とかが登場しちゃったら。まあ、蛇神様が時を止めて弾丸キャッチとかしてくれそうな気もしますけど。そういう問題じゃない。
しかし羊谷監督は、一軍とはまともな野球がやれるつもりのようですが、半減野球のルールはまだ有効なのでは…。ダメだよ監督、相変わらず変な野球のまんまだよ……。
そしてどうでもいいけど今回の感想は無駄に長いよ、どうしようコレ。