語り
2003年10月
2003年10月27日
ジャンプ48号購入。
とりあえず今回のタイトルなんですが。
『十二支野球部最期の日』
…………えーと…………。最期ですか。最期なんですか。
私は一体どうすればいいんでしょうか?全国のジャンプを買い占めてアンケートを出せと、そうおっしゃってるのでしょうか?やれと言われればやらせていただきます、いつでも御命令下せえ親分というような、そんな鉄砲玉の心境になってますけども、それは信也先生の意図した演出だったりするのでしょうか。それとも単なる自棄ですか。あるいはあくまでも内容に忠実につけたタイトルなのでしょうか。奥が深い。深すぎます。
「今ここで皆と一緒に公式戦に出場できる事を神に感謝しよう」とおっしゃっている御門様の儚げな微笑みに酔う間も、お倒れになっている御門様のお姿を悼む隙も与ない、読者に最大限の衝撃を与えるタイトルです。心臓に悪いです。もうちょっと御門様を心配する心の余裕を下さい信也先生。このままだとまずは連載の心配をしなければならず、いつ御門様の心配をしたらいいのか判りません。お願いです、「御門様大丈夫かしら!!これでアホになってしまったらどうしたら……いやそれはそれで個人的にはアリなんだけど!!っていうかこのショックで記憶喪失になって屑桐さんのことをキレイサッパリ忘れちゃって、屑桐さんの独り相撲っぷりがより際立ってくれたら最高に楽しいんだけど!!「どこまで俺をバカにしたら気が済むんだ奴は!!」って泣きながら牛尾先輩の顔写真を的にして投球練習してくれたりしたら最高なのに!!」とか無邪気に語らせて下さいよ……なんだか今月に入ってからはテンションの上がらない感想ばかりだなあ(泣)。がっくり。
まあ連載の心配はとりあえず置いといてですね、内容的にはものすごく面白かったなーと思いました。ここしばらくの間で気分が一番盛り上がったかも。武軍に対して怒りを露にする十二支の面々も、本気で怒ってるのがひしひしと伝わってきました。なんていうかな、「ノッてますね、信也先生!!」っていうような。もちろんその怒りは読者も共感するところですが、なぜか心の片隅で妙高くんの「可哀相といえば可哀相だよね…"野球の神様"とか"野球を愛してる"とか ハハ なかなか言えないよ こんな事」というセリフに同意しちゃってる自分もいたりして、またしても「私はどうすればいいんですか信也先生!!」という気分に。確かに可哀想な子に見えるかもな、御門様……。って納得してる場合じゃない!!
違うぞ妙高、御門様はああいうセリフをするりと口に出せるところが魅力なんだ!!
現実と理想の狭間で悩みながらも希望は捨てないところがいじらしいんだ!!(妄想)
聖書で言えばヨブのごとくに、冷酷な現実にさらされながらも神を信じ続けるような、現実を受け入れてなお理想を目指し続ける姿勢がたまらないんだ!!(妄想激化)
しかも理想と現実のギャップに悩む姿を、極力他人には見せないように努めて明るく振る舞っているあたりがまたいじらしいっていうか…!!(妄想MAX)
すいません取り乱しました。
とりあえず話を変えまして(さっきの力説でエネルギー使い果たしてちょっとうつろな目になってます今)、怒り心頭で乱闘しかける猿野と犬飼を殴って止める羊谷監督、かっこよかったですねー。部員からの信頼があまりなさそうな彼ですが、今回は文句なしの叱り方なんではないかと。真っ当に叱り、真っ当に諭し、真っ当に采配を振るったと思います。良かった。なんつーか、じんときた。猿野も犬飼も辰っつぁんも謹慎とけたし。盛り上がってる十二支の中で一人がっくりしてそうな一宮先輩が脳裏に浮かびますが、それは堪えていただきたいと思います。
そして牛尾先輩の代打として、蛇神先輩から託されたお経バットを持ってバッターボックスに立つ猿野。…………ホントに打てるのか、そのバットで……。しかもあのカタパルトを……。いやここで打たなきゃ物語としてまずいですけど、どうなっちゃうのか心配ですよ。とりあえず頑張れ、猿野。そして牛尾先輩の形見(縁起でもない)のチョーカーをなぜか身に付けてしまう犬飼。いや、感動の1コマなんですが……犬飼がやると、なんかこう笑っちゃうっていうか……失礼ですな、申し訳ない。でも至って真面目なだけにいちいち面白いんですよね、犬飼って。可愛いです。
可愛いと言えば葵ちゃん。今回、倒れている御門様をのぞき込んでいる姿は久々にきゅうんとしました。猿野と犬飼が叱られてるシーンで、ベンチから心配そうに二人を見ているところも愛らしいです。あーちくしょー可愛いなあもう!!
次号は久々のセンターカラーですねー!!なんていうか掲載位置とかも含めて考慮すると素直に喜べないものがあったりしますが、ここは能天気に喜んでおこうと思います。やったー!!
猿野のカタパルト&サイドスロー攻略も楽しみです。あとは御門様が何事もなく復帰されることを祈ります……(泣)。
2003年10月22日
ジャンプ47号購入。
み、御門様――――――!!
と先週同様に大絶叫な今週号でございます。
まさか牛尾先輩が……いや、どうなっちゃうのかは来週にならないと判らない訳ですけど……っていうか何してくれやがんだこのリビングトーテムポールめ!!
(リビングトーテムポール=生きたトーテムポール)斧で切り倒してやる!!
火つけて燃やしてやる!!ちくしょうちくしょうウワアアアァァン。……なんだか激しく取り乱してしまいました。今週の感想は書くのやめようかと思ってたくらいです。大和さんに対する度を越した暴言を吐いてしまいそうで……ってすでに吐いてますがな。大和さんのファンの方すみません……でも牛尾ファンとしてはショックすぎたんですよ今週は……。はー。しょんぼり。
まあそんな訳ですが、気を取り直して感想を。でも今回の感想はテンション低いです、すいません……。
っていうかですね、前半は個人的に盛り上がってたんですよ。鹿目先輩の意地を見て、カッコ良さにしびれてました。鹿目先輩も努力の人だってことは判ってましたけど、日頃の努力とかここぞという時の頑張りとか、そういうところをきちんと描かれたのは初めてだったので(個人特訓の描写はありましたけども)、なんかこうじーんとくるものがありました。「ここは死んでも通さない」っていう言葉が、ものすごく重く感じられましたよ。鹿目先輩の必死さに、素直に応援したくなりました。個人的に、ミスフルがすごく好きな理由は、キャラがみんな頑張っているからなんですよね。それぞれの理由を抱えて頑張ってる姿に、応援したくなるような魅力があるからなんですよ。ていうか信也先生自身がそういうキャラクターのお方ですしね……。なので、鹿目先輩の頑張ってる姿に、素直に感動してました。葵ちゃんも久々に頑張ってたし!!
やっぱり近ごろのほっかりな葵ちゃんよりもキリッとしている葵ちゃんの方が愛しいです。キリッとしてるのにどこか可愛い、その匙加減がたまらないというか。円陣組んでる中でうつむいてる姿がたまらないというか。とにかくたまらないらしい、少しはためろよマンダラ。いや何をだよ。そして牛尾先輩のみんなへの励ましの言葉も、ツッコミどころは満載だけど優しさと前向きさにあふれていてほっとするなー、ああ今回は感動の回だなあ、前回が大変だった分、今回はプラスの盛り上がりでいくのかな、でも鹿目先輩の手が心配だなぁ……やっぱり次は鹿目先輩が潰されちゃうのかな、……と心配していたところに予想外のアクシデント。ああああ……(またガックリ)。でもまあついでなので牛尾先輩のお言葉にもちょっとツッコミ入れとこうと思います。まあとりあえず多分全員が思ったであろうことですが、野球の神様ってなんですか先輩。十字架つけてるからクリスチャンと思っていたのは安直すぎましたか。実はベースボール教とかだったりしますか。神様はバースですか。「クリスチャンだって野球の神様信じててもいいじゃない」って反論があるかもしれませんが、キリスト教は一応一神教なんですよ……当然、他の神様を信仰するのはご法度です。聖書によれば、偶像崇拝(神様の像を作って拝むこと)すらNGなんですよ本来は。まあ、そんなに大真面目に論じる程の話でもないですけど。牛尾先輩も、ホントに野球の神様を信じてるって訳じゃなくて、例え話であんな風に言ってみただけかもしれないしね。うんうん。しかし信也先生、「綺麗な虹を見るためには」って言った御門様のお顔、もう少しいい表情に描いていただけなかったのでしょうか……お陰様で、ますます「実は部員の中で誰よりも胃が痛くなっているキャプテン」という偏見が強まってしまいます……。
ホントに可哀想ですよ牛尾先輩。部員はみんな乱高下激しいし監督は部員の精神的支えにはなってくれないし、一人で苦労している感じがどうしてもぬぐえません……頑張って御門様!!しばらく出番がなくなっちゃうかもしれないけど……ああああああ………(またガックリ)。
ところでセブンブリッジの愉快な仲間たち、一部名前が明かされましたね。オカマ言葉のアンチクショウは紅印さんとおっしゃるようで。クイーンかよ。葵ちゃんが遠くから熱い視線を送りそうですよ。いいなあ、なんかいいなあって思いながら遠くでうろうろと様子を伺いそうですよ。怖そうなので決して近寄りはしませんが。中華の人はワンタンって名前……なのかなあ。これはどっちかっていうと、紅印さんがからかってそう呼んでるだけにも感じられますが。しかし紅印さん結構詩人ですね、「人の夢と書いて儚い」なんて素面で言っちゃうなんて。岡田あーみん大先生の「ルナティック雑技団」が脳裏をよぎりましたがそれはともかくとして、牛尾先輩のセリフが青臭いんだとしたらチミは一体なんなのかね、と言っておきたいですがそのツッコミを見越してのポエマーぶり(ポエットではない)だとしたらまんまとしてやられたということで負け犬なマンダラ。もはや何を言いたいのかよく判らなくなってきました。
ところで最後になりましたが、瑞鳳監督の高笑いがすっげえ怖くて失禁しそうになったのは私だけでしょうか。いい歳こいて失禁とか言ってんじゃねえよという感じですが、瑞鳳監督のあの顔の前にはそんなことも言ってられません。「ヴァハハハハハハ」って笑い声もすごいですし、何よりもよだれまであふれて飛び散っています。お、おじいちゃーん!!大丈夫?おじいちゃん……!!などと、さっき失禁しそうになったことも忘れて心配してしまうような類の怖さがあります。
心配と言えば牛尾先輩ですよ……来週が待ち遠しいような見たくないような。あああああああ…………(バタリ)。
2003年10月13日
ジャンプ46号購入。
へ、蛇神様――――――!!
と大絶叫な今週号でしたが皆様いかがお過ごしでしょうか。先週の展開から考えて、蛇神様の退場は免れないだろうと覚悟はしてましたが、あの意識の失い方はどうなんですかと信也先生に深く問いたいです。「フッ…」て。なんですかソレ!!
昔懐かしい「幕張」を思い出しちゃいましたよ!!(号泣)めちゃめちゃシリアスなシーンなのに。ていうか「幕張」を抜きにしても不自然だろあの描き方は。なんだかそんなとこばっか気になってしまい、信也先生渾身の盛り上りシーンのはずなのに、どこかしっくりこない気持ちばかり印象に残ってしまいました。そんなことはともかくとして、蛇神先輩がご無事でありますように。お早い復帰をお待ち申し上げております。彼岸まで渡ったあの特訓を活かす時がなかったら寂しすぎます。是非新技をご披露下さいね!!
ホントに!!
それにしても、蛇神先輩に必死に呼びかける牛尾先輩の回想によると、蛇神先輩は昔は頭飾りはつけていらっしゃらなかったのですね。あのお経バットに実に無邪気に感心しているご様子の牛尾先輩(推定17歳)がめちゃくちゃぷりちーでたまりません。蛇神先輩も幼い雰囲気ですね。ああ、蛇神様にも幼い頃はあったのですねとえらく当たり前のことに感動してしまいました。回想その2の、恐らくド下手な上級生ばかりがレギュラーに選ばれている悔しさを噛みしめる現3年生の図ですが、これはかなり興味深いと言えそうです。牛尾先輩はこの頃は現在のヘアスタイルになってますが、蛇神先輩はまだ頭飾りがありません。そして何より、鹿目先輩はまだ髪が長いです。これが牛尾先輩たちが1年の頃の話なのか、それとも2年の頃の話なのかが謎ですが、とにかくトリビアボタンを17回ほど押したくなりました。実は携帯にトリビアボタンアプリを入れているので、ためらいなく押しておこうと思います。へぇーへぇーへぇー(以下略)
ところで回想その3で雪の中ランニングする現3年生の図ですが、蛇神様ってやっぱりすごいなとこの図で改めて感服致しました。寒い日も腕丸出しなのですね、蛇神様。「じゃあお前は、蛇神先輩は寒い日は袖を下ろすとでも思っていたのか!?」と問い詰められたら答えはnoになってしまうのですが、こうして図で見ると改めてびっくりします。びっくりっていうかトリビアボタンを15回ほど(以下略)。しかしランニング時も腕はいつも祈る形にしておられるのですね……やっぱりすごい人です、蛇神先輩。
それはともかくとして、武蔵さんのスライディングっていうかタックルは反則じゃないんですかという疑問が先週から泉のごとくあふれていたのですが、牛尾先輩の「これは事故だ」というセリフで、納得できないけど納得せざるを得ない時のふてくされ気分になりました。まあ牛尾先輩自身も、気分的には全然納得していないことは判りますが。「野球を愛してここに立つ者に悪人はいない そう信じている」というセリフも、むしろ自分自身に言い聞かせているように受け取れますし。本当に苦労性ですね、御門様……おいたわしい。牛尾先輩の猿野への説得に乗じて憎たらしさを発揮する武蔵さんに、本来ならもっと「キー憎たらしい子ね!!ムカつくったらないわ!!」とハンカチの一つも噛みしめているところですが、武蔵さんの「そこの麗しいキャプテンさんの言う通り」というセリフにすっかり懐柔されて、腹が立つよりむしろ「え~やっぱり同性から、しかも敵チームの人から見ても美しいのね御門様は~」と相好を崩しているマンダラであります。っていうかまさか武蔵さん、御門様を狙ったりしてないでしょうね!!そんな汚らわしい目で御門様を見るんじゃないわよこのケダモノ!!と見当違いな怒りを感じていた折り、セブンブリッジの皆様が蛇神様退場へのご感想を。とりあえず、ミスフルに登場する野球チームはみんなアレですね、バカでかい奴とちびこい奴が一人ずついて、その他に美形キャラがちらほらという構成で成り立っているのだなと思いました。その構成が守れない学校はちょっとしか出番がないのだなと。なんだかなあ。それはまあ置いといて、セブンブリッジの新キャラのオネエ言葉の人にものすごいイキオイで惚れました。実はですね、いかつくて顔も男らしくかっこいいのにオカマな人(非女装)というのが最近自分の中で流行ってるんですよ。そんな中に新星のごとく登場した彼にハートをさわられちゃった感じです。あーもう、いいなーこの人!!
なんかもうクネクネしててほしい!!下手な女の子よりも乙女でいてほしい!!
そんで世話好きとかだとなお良し!!先週の登場シーンで見た時には、何がどうなっているのか謎なヘアスタイルとか全く必要を感じないフェイスペインティングとかにイラついてすらいたマンダラですが、オネエ言葉っていうだけでもう全てが許せました。でもこのままでは本にもできないですよ、信也先生早く彼らの名前を公開して下さい。
そんな感じで見悶えている間にキレた猿野をかっこよく諌める犬飼ですが、さり気なく「そして部もやめてくれ」とお願いしているあたりにじわりと笑ってしまいました。でも犬飼のかっこいいとこを久しぶりに見た気がしてなんだか嬉しいです。猿野はライバルが山ほどいるけど、やっぱり一番のライバルは犬飼なんだなと再認識した気がします。
しかしこのままいくと、次に狙われてるのは鹿目先輩なのでしょうか。蛇神先輩のような、直接的な潰しではなくとも潰す対象になってそうで怖いです。どうなっちゃうんだろう……いろんな意味で心配です。
どうでもいいですけど、今回の見開きで梅さんが撮ったと思しき写真が並んでますが(右下端の、猿野がジュースを吹いてる奴は梅さん初登場のシーンで撮ってた写真ですよね)、これ売って欲しいなー1セット1万円とかなら買っちゃうなーなどとアホなことをかなり真剣に考えてしまいました。特に葵ちゃんのアップ写真と集合写真。集合写真の牛尾先輩の笑顔がたまらんです。写真売って下さい梅さん(真剣)。
2003年10月6日
ジャンプ45号購入。
いやー今週はなんだか波乱のストーリーでございました。とりあえず、今回の一番の見せ場が寄せ書きであろうことは衆目の一致するところとは思いますが、なんつーかいいですねー「部活!!」って感じで。くー。青春だなあ。久々に、高校生らしいサワヤカエピソードだなーと気持ちがほっかりしました。みんなの寄せ書きの言葉がまたいいよね。特に猿野のメッセージ「全部オレに任せとけ」への「テメーマジでやれよ」という野木のツッコミがまたいいなーと。若いよね!!
溌剌としてていいなあ。ちなみに葵ちゃんの書き込みを探してもなかなか見つからず、「やっぱこんなとこでまで無口なのかよ葵ちゃん!!」ともどかしいやら可愛いやらで悶えていたところ、「A.S」で署名された英語の書き込みを発見。
We are the"Champion" 何気にすっげえ強気ですな葵ちゃん。
でも葵ちゃんは、そんな強気なところもまたいいんですよ。ただ可愛いだけではない方が好きです。どっちかっていうと本人は至って真剣に頑張ってるのにそれでも可愛らしさがにじみ出ているようなところが魅(以下略)……とまあそんな感じでヨロシク。いや誰に言ってんだ私。
しかしそんなほっかり気分も蛇神先輩と共にぶっとびました。頭突きで突進ってそれ思っきし反則行為ですよ武蔵さん!!
殲滅戦ってホントに文字通りの意味なのかよ!!いやそれは武軍の監督が先週おっしゃってましたけども!!
ていうか野球じゃないよもはや!!なんかいろんな意味でビックリしたので「!!」を多用してしまいました。取り乱しました、すいません。しかしなー、今まで武蔵さんや大和さんについてさんざん「存在自体が守備妨害」などと失礼なことを申し述べておりましたが、まさか本当に守備妨害するとは。しかも蛇神先輩相手に。武蔵さんすごいですよ、3球同時捕球時に「我には今の球など止まって見える」くらい言っちゃった人相手にタックルを成功させてるんですから。3秒後が見える人を弾き飛ばしたんですから。彼岸に渡った人相手に……ってあんまり書くと蛇神様ファンの方に喧嘩売ってるのかと思われそうなのでこの辺で自粛しときます。いや私も蛇神先輩好きですよ!!
今回も、渋くてかっこよかったですし。武軍の不穏な空気を感じて猿野にバットを託すシーンなんて、なんだか切なくなりましたよ。なんていうか、特攻に赴く学徒兵みたいな感じがしました。このシーンを見ると、武蔵さんのタックルもあえてよけなかったのか?なんていうことまで考えてしまいます。猿野を始め、他の部員を守るために盾になったのだろうか……。檜ちゃんの「大事なものを2つ失う」っていう予言の、大事なものの1つが蛇神先輩……なのかな、やっぱり。うわー、切ねーなー……。だって蛇神先輩は3年なんですよ。最後の夏なのに、これでもう終わりなのか!?
十二支が勝ち進んだとしても、蛇神様は試合に出れないのか!?なんとかしてよ猫神様!!
しかし武軍装戦校、録が言った「あんなおっかないとこともう戦いたくないよ」というようなセリフと併せて考えると、今までもああいう試合をしてきたんですかね。……一度や二度ならともかく、そんなことばっかりやってたら高野連も黙ってない気がするんですがそれは私だけの見解でしょうか。ていうかなー、ミスフル世界では高野連はあってなきがごとしだしな。あんまし気にしちゃいけんのかな。とりあえず、檜ちゃんの予言を信じるなら、このまま行ったらもう一人潰される訳ですよね。次に狙われるのは多分牛尾先輩のような気がして不安です……逃げてー!!逃げて御門様!!
そして蛇神様が大変なことになってるのを見守るセブンブリッジ学院の皆様。やっとチームメイトのキャラデザが決まったんだね、おめでとう剣菱さん!!
これまた華武を上回る派手キャラの面々ですな。もはや十二支野球部が平凡な人々の集まりにしか見えなくなってきました。最初は比乃っちとか葵ちゃんとか犬飼に驚いていたのに、十二支の2,3年の派手さに更に驚き、更に音瓶校に驚き、更に更に無糧道に驚き、そして華武が最終かと思いきや武軍が華武に劣らぬ濃さで迫り、さすがにキャラの派手さはこれ以上インフレーションすまい、多少のキャラデザではもう驚かないぞと剣菱さんにはむしろホッとしていたのですが……さすがは信也先生、私なんぞのレベルの低い想像力では及びもつかない方でいらっしゃる。やられた。やられました、もう完敗ですよ先生。しかもビジュアル系とゴシック系は、他校予想ページで使おうと思ってましたので、先手を打たれてしまって悔しいです。ビジュアル系の学校はみんな化粧してて髪も激しい色に染めたりありえない形のヘアスタイルしててね、エース以外はみんなやたらと寡黙でね……とか考えてたんですよね。ちなみにゴシック系の学校は、全員顔が青白くてすごい怖いカラコン(目の白目の部分にカラーがついてたり光彩の部分にクモの巣の絵が入ってるようなやつ)してたり口元に血糊ついてたり十字架とか鎖のごてごてしたシルバー系アクセサリがじゃらじゃらしてるような人たちなんですよ。マンダラの少ない知識ぶりがむしろ笑えるのではないかと思ったんですがねー、原作で先に出されちゃ意味がないのでやめときます。セブンブリッジのキャラはビジュでもゴスでもないと言われるかもしれませんが。
ところで今回一番ウケたギャグは、大和さんのサイドスローを解説しようとした辰っつぁんを「あの横投げは「なんかスゴい」ってことで理解したから」と無理矢理遮る猿野でした。よくやった猿野、今までの数ある解説で毎度毎度言いたかったセリフをよくぞ代弁してくれました。ありがとうありがとう。
そして「友達同士でできる拷問シリーズ」にも爆笑でした。ていうかいつかやってみたいです、ちょうちょ。そんなこと言ってると自分がやられそうですが。猿野の物真似も面
白かったなー。特に「ナンパ中の虎鉄先輩」のねじりすぎな腰とか「恋してねえ奴に甘い言葉かけんなYo」ってツッコミとか(笑)。プライベートの牛尾先輩もいいですね。「黙れ小市民」とおっしゃる(あれ……?猿野なのか、あれは)凄みもたまらんです。私も牛尾先輩に札束で顔をはたかれたいです。余談ですが、札束で顔をはたかれたことはありませんが、部屋中に万札ばらまいてごろごろ転がるってのはやったことがあります。ちょっとでかい買い物をしたことがあって、その為に一時的にキャッシュを集めた時の密かな戯れです。まあ狭い部屋でしたので、大した金額でなくとも部屋中にばらまけた次第なのですが。しかし、転がってる時は一人で歓声あげちゃったりして妙に浮かれてましたが、最後にかき集めて枚数を数え直した時の気分はなんとも虚しかったです……。きっと風俗帰りの男性ってああいう気分なんだろうな……。
ところで輪っかもとれてしまった蛇神様のその後が気になる来週。当然戦ってくれますよね羊谷監督!?
物言いくらいつけて下さいよ頼みますから!!非常に非常に心配です……。